今回は「パンシロン01プラス」を紹介したいと思います。
胃薬は非常に多くの種類が発売されていますが、このパンシロン01プラスは多くの胃薬の中でも特におすすめの胃薬となりますのでその理由を細かく紹介していきます。
もし胃薬の購入で迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
「パンシロン01」という「プラス」がついてない薬もありますが、実際に中身としては胃酸を中和する成分の量が違うだけで根本的な作用は同じとなります。
目次
パンシロン01プラスがおすすめな胃薬である理由
胃に効く幅広い成分を配合
パンシロン01プラスは基本的にどの胃の症状にも対応できる広く浅いイメージの胃薬です。
例えば「食べ過ぎ」「飲み過ぎ」「ストレス」で胃の不快な症状がある場合は、胃の症状と言っても胃痛や胃もたれや食欲不振など様々な症状が同時に起きる場合も多く症状を限定できない場合も多いと思います。そんな時にパンシロン01プラスはおすすめです。
その理由はパンシロン01プラスの成分構成になります。
パンシロン01プラスは市販の胃薬の中でもトップクラスの多種多様な種類の成分を配合することで、胃に起きる様々な症状に対して効果を発揮できる胃薬となっています。
ですから胃痛、胃もたれ、食欲不振、胸やけ、食べ過ぎ・飲み過ぎなどのどの症状にも使用できます。
ではそんな万能型のパンシロン01プラスの成分を細かく見ていきましょう。
パンシロン01プラスの成分
●胃酸に関係する成分
・炭酸水素ナトリウム
・炭酸マグネシウム
・沈降炭酸カルシウム
・メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
・ロートエキス
胃酸は非常に強い酸性であるため、胃が弱っている時などは胃までも酸で溶かしてしまいます。そんな時に活躍するのがこれらの胃酸に関係する成分です。これらの成分が胃の中で合わさると胃の中で胃酸が中和されてしまいます。
すると胃酸の作用が弱まってくれるため、胃酸から胃を守ってくれます。
また「ロートエキス」は胃酸の分泌を抑える効果が期待できます。これらの胃酸に関与する成分がある事で胃酸が多いために起こる胃痛や胸やけを解消してくれるんですね。
●胃粘膜を保護、修復する成分
・L-グルタミン
・アルジオキサ
・カンゾウ末
「L-グルタミン」は胃粘液を出す事で胃を保護する働きや修復する働きがあります。「カンゾウ」には胃粘膜の炎症を抑える効果もあり「アルジオキサ」は胃酸に対する保護効果もあります。
これらの成分は荒れた胃を胃酸から守り傷ついた胃を修復してくれる働きがあるんです。荒れた胃を修復する事で、胃痛や胃の不快感を解消してくれます。
●消化を助ける成分
・ビオヂアスターゼ2000
・プロザイム6
・リパーゼAP6
「ビオヂアスターゼ」は炭水化物やタンパク質を分解してくれる働きがあり「プロザイム6」はタンパク質を分解してくれる働きです。「リパーゼAP6」は脂質を分解している働きがあります。
これらによって「脂質」「炭水化物」「タンパク質」の消化を行う事が可能になり、食べ過ぎなどによる消化不良を改善してくれる働きがあります。
●胃腸の働きを活発にする健胃成分
・ケイヒ末
・ニンジン末
独特の芳香で食欲を高め、胃腸の働きを活発にして二日酔いのむかつきや食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振などに効果をもたらします。
●痛みを抑える鎮痛鎮痙成分
・ロートエキス
上でも紹介しまたが実はロートエキスは胃酸を抑える以上に有効な働きとして痙攣性の痛み、例えばストレスや緊張などでキリキリする胃の痛みを抑えてくれる働きがあります。
子供も使えてドラッグストアなら大体売っている
パンシロン01プラスは非常にメジャーな胃薬です。ですから基本的にどのドラッグストアでも購入する事ができますし、ネットでも購入可能です。
また5歳から使用する事が可能な胃薬となりますので家族で使う常備薬としてもおすすめです。
パンシロン01プラスはロートエキスを配合しているために、緑内障や前立腺肥大による排尿障害(おしっこが出づらい)、急な下痢が起きている人は避けるようにしましょう。またマグネシウムも含まれていますので服用後にお腹が緩くなったりする事がありますので注意してください。
どの胃薬を選べば分からない時に使える
胃薬は非常に多くの種類が発売されています。そして当然ですが本当はそれぞれの胃の症状に合った胃薬を選ぶのがベストになります。
しかし自分で自分の胃の状態を判断してそれに合った胃薬を選ぶのは結構難しかったりします。また上でも触れましたが胃の症状が複合的にある場合も多いでしょう。例えば胃もたれと胃痛などが一緒になって起きている場合もあると思います。
そんな時にどの胃薬を選べばいいのか迷った時に、広く浅い効果を持っているパンシロン01プラスは非常に有効と言えるでしょう。
パンシロン01プラスとキャベジンコーワαはどっちがいいのか
パンシロン01プラスに似た作りの胃薬にキャベジンコーワαと言う胃薬があります。
この2つはどちらの方が有効なのか?と疑問に思う人もいるかもしれませんが、それぞれ似た作りになっている以上一概にどちらの方が優れているとは言えません。
あえて違う点をピックアップするならばロートエキスの量がキャベジンコーワαの方が3倍入っていますので、ストレスや緊張時の胃痛により効果的かもしれません。かたやパンシロン01プラスの方は消化酵素がキャベジンコーワαよりも豊富なので食べ過ぎの消化不良が多い時にパンシロン01プラスの方がいいでしょう。
最小包装の定価の値段としてはパンシロン01プラスの方が安いので、お試しとしてはパンシロン01プラスの方がいいかもしれません。
またパンシロン01プラスは1回分ずつ包装されている粉タイプの薬になりますので、保存の観点からもおすすめと言えます。
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