痔の薬

【ステロイドなし】痔の薬おすすめの市販薬4選!!

 

痔の症状を市販の薬で何とかしたいと思っていても、有名な痔の薬であるボラギノールやプリザエースはステロイドが配合されており「ステロイドが怖い」という気持ちがある人も多いのではないでしょうか。

実際に痔の薬のステロイドが配合されている薬は、あまり長期間で使用する事は勧められません。

確かにステロイドが配合されていると、炎症を抑えたりかゆみを抑えたり効果は絶大ですが、代わりに長期連用する事で皮膚が薄くなったりし感染症のリスクも高まってしまうためです。

 

そこで今回は「ステロイドの配合されていない市販の痔の薬」を紹介したいと思います。

 

基本的に痔の薬はほとんどステロイドが配合されています。ですから種類としても決して多くはありませんが、その中でもステロイドが入っていない効果の高い市販の痔の薬を紹介していきます。

もしステロイドなしの痔の薬を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

ステロイドなしの痔の薬

6種の成分配合の新エフレチン

ステロイド非配合の痔の薬

新エフレチンは「リドカイン」「グリチルレチン」が配合されている事でかゆみや痛み、そして炎症をしっかり抑える事が可能です。また「アルミニウム・クロルヒドロキシアラントイネート」や「酸化亜鉛」と言った成分は出血を抑えて傷の治りを早めてくれる効果のある成分も配合しています。その他血行を良くする「トコフェロール」や殺菌作用のある「クロルヘキシジン」なども配合されています。

 

タイプとしては座薬と軟膏タイプが発売されていますので

肛門の内側に痔がある場合には座薬

外側にある場合には軟膏タイプ

を選びましょう。

ただし注意点が1つ。新エフレチンには「新エフレチンK」というステロイドが配合されている薬も発売されていますので、購入する際は取り間違えのないようにしてください。

 

痔に効く漢方の紫雲膏

紫雲膏の紹介紫雲膏は漢方の塗り薬で独特な赤紫色をした痔の薬です。痔以外にもやけどや皮膚の症状全般に用いられる塗り薬になっています。

 

具体的な効果としては

・抗菌作用
・鎮痛作用
・血流改善作用
・肉芽形成作用

など、まさに痔の症状にふさわしい効果が1つの漢方で網羅されています。

※紫雲膏は多くのメーカーが発売しており、どのメーカーも大体20gで1000円弱となっています。

 

ステロイドなしはボラギノールM

ボラギノールの紹介

痔の薬としてはかなりメジャーな薬となります。成分としても

痛みを抑える「リドカイン」
炎症を抑える「グリチルレチン」
血行を良くする「トコフェロール」
傷の治りを早めてくれる「アラントイン」

 

と、痔の薬としてはかなり基本的なものをしっかり配合しているイメージです。ボラギノールMは軟膏タイプと座薬タイプが発売されていますので、こちらも新エフレチリン同様に内側は座薬。外側は軟膏という様に分けて使う様にしましょう。

またボラギノールに関しても「ボラギノールA」という黄色いパッケージの薬がありますが、そちらはステロイドが配合されていますので、選ぶ際には間違わないように気を付けてください。ボラギノールMは緑のパッケージとなります。

ボラギノールの紹介
ボラギノールA(黄色)とボラギノールM(緑)の違いとその使い分け ボラギノールには「ボラギノールA」と「ボラギノールM」という2種類の痔の薬が存在します。 しかしこの2つで大きく異なる点は...

 

ヂナンコーソフトは生薬配合

ヂナンコーソフトは痛みやかゆみを抑える「リドカイン」、炎症を抑える「酸化亜鉛」、皮膚の修復を助ける「トコフェロール酢酸エステル」「アラントイン」を配合しています。

そして特徴的なものが炎症を抑える成分として「セイヨウトチノキ種子エキス」を配合しています。「セイヨウトチノキ種子エキス」は、果実または葉から抽出して得られるエキスであり、抗炎症作用・収れん作用・毛細血管浸透作用・抗浮腫作用・血行促進作用があります。簡単に言えば腫れを引いて治りを良くしてくれる効果です。

痔の薬としてこの成分を扱っているのはヂナンコーソフトくらいですが、基礎化粧品などにも使用される安全性の高い成分となっています。またヂナンコーソフトは注入軟膏タイプとなりますので、内側・外側どちらの痔にも使用する事が可能となります。

 

ステロイドなしの痔の薬で選ぶならヂナンコーソフト

もしこれらのステロイド非配合の薬の中から、どれか1つを選ぶとするならばヂナンコーソフトがおすすめです

 

理由として配合成分から見るとヂナンコーソフトは他の非ステロイド配合の痔の薬と比べても遜色ない効果を発揮しながらも値段があたまひとつ安いためです。

また注入軟膏タイプが発売されているため痔が肛門の内側・外側どちらにあっても対応する事が可能になるためです。

 

それに人によっては「まずはステロイドが入っていない薬を試してみよう」と言う方も多いと思いますが、それで効かなかった時の事を考えるとやはり少しでも安い薬を選ぶに越したことはありませんよね。

 

そして次点ではボラギノールMがおすすめです。

理由としては、ボラギノールMはステロイドを配合しているボラギノールAとかなり似ている作りとなっており、違う点と言えばステロイドが配合されているか否かになります。おまけにボラギノールは超有名な痔の薬であるため、おそらくどのドラッグストアでも販売しておりすぐに購入できる確率が高いためです。

値段と効果:ヂナンコーソフト

すぐにドラッグストアで購入可能:ボラギノールM

 

ステロイドなしの痔の薬の関して

ではここからはステロイドを配合していない痔の薬で良くある疑問について紹介していきたいと思います。

ステロイドなしの痔の薬が適しているケース

痔の薬の「ステロイドのあり・なし」は何を基準に選べば良いのか分からない人も多いかと思いますので、ここではその選び方を簡単に紹介します。

 

簡単に痔の薬の選び方の違いを紹介すると

症状がひどい時はステロイドの痔の薬

症状が軽度な場合は初めからステロイドが入っていない痔の薬

という使い分けが一般的になります。

もしくは痔がいったん良くなって薬の使用をやめていたが、最近また痔の調子が悪くなりそうだなという時にステロイド非配合の痔の薬を早めに使用するのもアリでしょう。

 

上でも言いましたが、ステロイド配合の薬は効果も高い反面、副作用も起きやすいため長期で使用することはおすすめしません。ですから症状がひどい時はステロイド配合の薬を使い、症状の改善に応じてステロイドが配合されていない薬にシフトしていくようにしましょう。

ただ、もしステロイド配合の薬を1~2週間使用しても効果が感じられない場合は使用をやめてください。

 

ステロイドなしのプリザエースはない

ボラギノールとよく比較される痔の薬がプリザエースになりますが、プリザエースは全てがステロイドの薬になります。

ですからステロイドなしの薬を選ぶ際にはプリザエースは選ばないようにしましょう。

 

痔にマキロンは効かない

痔の薬として良く使用されるのがマキロンになりますが、こちらはステロイドなしの痔の薬となっています。

しかしマキロンは痔に対しておすすめはしません。

 

というのも、ただの皮膚のケガ等ならば問題はありませんが正直痔の薬となると成分も不十分であり、わざわざマキロンを選ぶメリットがないためです。

確かにマキロンはかゆみや皮膚の修復や殺菌作用に効く成分は配合されていますが、少なくともステロイドに代わる様な炎症を抑える効果は全くありませんし、痛みを抑える事も難しいです。ですからマキロンは痔の治療として使用するのはおすすめしません。

 

痔に効く飲み薬はヘモリンド舌下錠

市販の痔の薬にはヘモリンド舌下錠と言う飲んで痔に効く市販薬も発売されています。

痔の症状が軽~中程度のいぼ痔の方に特に有効になりますので、もし気になる方はこちらも参考にしてみてください。

 

今回紹介した塗り薬とヘモリンド舌下錠の内服を一緒に使う事も可能です。

ヘモリンド舌下錠
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