風邪薬

効き目で選ぶエスタックイブシリーズの選び方

 

エスタックイブは大変多くの種類が発売されています。

 

・エスタックイブ

・エスタックイブファイン

・エスタックイブファインEX

・エスタックイブNT

・エスタックイブTT

 

これだけ種類があるともはやどれを選べばいいのか分かりませんよね。

 

そこで今回はこれらのエスタックイブの違いをまとめてみました。

ぜひ参考にしてみてください。

 

エスタックイブに大きな違いはない

エスタックイブシリーズはその名前の通り「エスタックイブ」を主軸に展開されています。

そしてはっきり言って「エスタックイブ」と大きな違いはないとはっきり言っておきましょう。

 

ベースとなるエスタックイブは以下の成分で構成されていますが、基本的にこれらの成分に1・2種類成分を足したり引いたりして、全てのエスタックイブシリーズが作られています。

<エスタックイブの成分>

イブプロフェン:解熱鎮痛作用
ジヒドロコデインリン酸塩:咳に効く作用
dl-メチルエフェドリン塩酸塩:咳に効く作用
クロルフェニラミンマレイン酸塩:鼻に効く作用
無水カフェイン:頭痛の鎮痛補助作用
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)
アスコルビン酸(ビタミンC)
ビタミン補給

 

あとはこのエスタックイブから成分を足したり引いたりしてエスタックイブシリーズが出来上がります。しかしメインとなる成分

イブプロフェン
ジヒドロコデインリン酸塩
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
クロルフェニラミンマレイン酸塩
無水カフェイン

は全てに共通して配合されていますので、少なくとも

「咳」「熱」「頭痛」「鼻」「喉の痛み」

の効果はお墨付きです。

 

ですから後はこれら以外の症状に応じた、自分の風邪症状に合うエスタックイブを選べばいいという事になります。

 

では具体的な症状に応じたエスタックイブの選び方を紹介していきます。

エスタックイブの症状別の選び方

たんの症状がひどい時

エスタックイブファイン

 

エスタックイブファインには「アンブロキソール」というたんをサラサラにして出しやすくする成分が入っています。

これによりたん絡みの咳がひどい場合や朝方のたんが溜まってしまう時などには効果を発揮してくれます。

 

<エスタックイブファインの値段>

30錠税込1,814円(税抜1,680円)
45錠税込2,354円(税抜2,180円)

※1回3錠1日3回です。

 

<エスタックイブファインの成分>

イブプロフェン・・・450mg
アンブロキソール塩酸塩・・・45mg
ジヒドロコデインリン酸塩・・・24mg
dL-メチルエフェドリン塩酸塩・・・60mg
ヨウ化イソプロパミド・・・6mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・7.5mg
無水カフェイン・・・75mg
アスコルビン酸(ビタミンC)・・・300mg
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩)・・・24mg

 

同様に「エスタックイブファインEX」という薬もありますが、こちらには酸化マグネシウムという胃に優しい成分が入っており、イブプロフェンの効き目を早くする効果もあります。ただ胃への効果ははっきり言ってあまり効果は期待できませんし、価格も高めになっていますので普通のエスタックイブファインで良いでしょう。

 

喉の痛みがひどい場合

エスタックイブTTかエスタックイブファイン

 

こちらは喉の痛みに効く「イブプロフェン」に加えて「グリチルリチン酸」という成分も配合しています。これら喉の痛みに効く成分を2つ配合しているエスタックイブは他にはありません。

ただこの「グリチルリチン酸」は喉の痛みに効く明らかな根拠に乏しく、その代わりにおすすめできるのがエスタックイブファインに配合されている「アンブロキソール」です。

このアンブロキソールは痰を出しやすくする働きがあるんですが、同時に急性の喉の痛みを改善するのが早い、もしくは強く改善する効果を発揮する報告があるんです。参考:PMID: 24621446

そしてイブプロフェン自体も喉の痛みに効果的なためエスタックイブファインが実は喉の痛みに最もおすすめかもしれません。

 

<エスタックイブTTの値段>

1,180円(12錠)
1,880円(24錠)

1回2錠1日3回の服用です。

 

<エスタックイブTTの成分>

イブプロフェン・・・450mg
グリチルリチン酸・・・39mg
ジヒドロコデインリン酸塩・・・24mg
dL-メチルエフェドリン塩酸塩・・・60mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・7.5mg
無水カフェイン・・・75mg
酸化マグネシウム・・・300mg

 

鼻水がひどい時

どれも大差なし

 

エスタックイブには鼻に効く成分として「クロルフェニラミンマレイン酸塩」や「ヨウ化イソプロパミド」が配合されています。

中にはクロルフェニラミンマレインのみしか配合されていないものもありますが、効き目としては変わらない可能性が高いため無理に両方配合されている方を選ぶ必要はないでしょう。

 

シンプルにエスタックイブがおすすめ

「たん」「鼻水」「食欲がない」が特にひどくない場合にはエスタックイブで十分です。

価格の面からも効果の面からも申し分ありません。

上でも紹介しましたが「喉の痛み」「咳」「鼻」「熱」「頭痛」に効く効果は備わっています。さらに言えば鼻水などが多少あってもエスタックイブでも正直問題ありません。

 

なんとなく「EX」や「ファイン」などと書かれてあると、すごい効果のある感じがしますが特にそんな事はありません。ですからもし迷った時はエスタックイブをマストで選びましょう。

 

エスタックイブシリーズの注意点

エスタックイブは全て「イブプロフェン」を配合していますので15歳未満は使用する事ができません。

またインフルエンザの時に使用してしまうと「ライ症候群」と言った脳症を起こす可能性がありますので、もしかなりの高熱やインフルエンザが流行している時期には服用を避けてください。

 

そしてエスタックイブは全て眠気の副作用が出てしまいます。ですから車の運転や危険な作業をする時は服用しないようにしましょう。

持病として「緑内障」や「前立腺肥大症」「胃腸の病気」などがある場合も避けるようにしてください。

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