今回は大人の酔い止めの薬で、かなり強力でおすすめの薬である「アネロン ニスキャップ」の紹介をしたいと思います。
大人の乗り物酔いの場合、子供とは違って自律神経がまだ発達しきっていないからという理由ではなく、前日に飲み過ぎて翌日移動だったり、もともと乗り物酔いしやすい体質の人も多く、移動が億劫な人も多いかと思います。
そんな方はぜひ一度高い効果が期待できる「アネロン ニスキャップ」の使用を考えてみてください。
目次
アネロン ニスキャップがおすすめな理由
アネロンニスキャップの特徴としては以下の通り。
乗り物酔いの薬ではトップの効果
効果が続く持続性設計
3カプセル入りでお試しサイズあり
この3つがアネロンニスキャップをおすすめする理由となります。
では個別に見て行きましょう。
乗り物酔いの薬ではトップの効果
アネロンニスキャップはなんと5種類もの成分を配合しています。
酔い止め薬に5種類というのは他にはありません。もちろん数が多ければいいという訳でもなく、効果もしっかりしたものが5つ配合されています。
・吐き気を抑える
「マレイン酸フェニラミン」「スコポラミン」「アミノ安息香酸エチル」の3種類を配合。
・吐き気防止に役立つビタミン
「ビタミンB6」を配合。
・頭痛に効果のある
「カフェイン」まで配合しています。
「吐き気」「嘔吐」「頭痛」の3つにバッチリ効果のある成分が配合されているんですね。特に吐き気に効く成分を3種類も配合しているのは大きな特徴です。
効果が続く持続性設計
アネロンニスキャップは1日1回で良い飲み薬となっています。
と言うのも効果が持続する設計になっているからです。アネロンニスキャップはカプセルの薬なんですが、カプセルの中の1つ1つの顆粒が徐々に効果を発現するように設計されているんです。
しかしアネロンニスキャップの吐き気止め成分である「スコポラミン」は吸収が早く脳への移行も速やかなので、比較的すぐ効果を発揮してくれるんですね。
ですから乗り物に乗る30分前に服用すれば早めに効果が現れ、おまけに長時間持続する成分も配合されているため、早く長く効く吐き気止め薬となっているんです。
3カプセル入りでお試しサイズあり
乗り物酔いの薬って意外と値段が高い事がネックになります。
定価だと1000円近くするものがゴロゴロ発売されています。しかし効果も良く分からないのに高くて多く入っている薬を買わされたら本当に困りますよね。
一方アネロンニスキャップはなんと3カプセル入り(3回分)のサイズが発売されているんです。
これなら安心して購入できますね。
【価格】
600円(3カプセル)
1000円(6カプセル)
1400円(9カプセル)
こちらは定価なので実際の店頭やネットではさらに安くなっています。
アネロンニスキャップに関する疑問
どんな副作用がありますか?
口渇・眠気・光がまぶしい事などが起こる可能性があります。
特に眠気は起こりやすいです。
また緑内障・前立腺肥大症・心臓病や妊婦の方は使用しない様にしてください。
乗り物に乗ってから薬を飲んでも効きますか?
酔い始めてからアネロンニスキャップを飲んでも効きます。
比較的効果発現の早い成分を配合しているので、気付いた時にすぐ飲むようにしましょう。
また、「薬を飲んだ」という安心感も気分を楽にしてくれます。
痛み止め薬と飲み合わせは問題ありませんか?
アネロンニスキャップを飲みながら頭痛や生理痛薬(イブやロキソニン)を飲むことが不安な人も多いかと思います。一応説明書には
他の乗物酔い薬、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、抗ヒスタミン剤含有する内服薬(鼻炎用内服薬、アレルギー用薬)
を使用している間は併用しないようにと書かれています。
もしどうしても痛みが我慢できない場合にのみ、鎮静成分やブスコパンなどが入っていない純粋な痛み止め、例えば「ただのイブ錠」や「ただのロキソニンS」などを服用するようにしてください。これらには乗り物酔いの成分を効果が重複する事もなく、効果を発揮してくれます。
ただし普段痛み止めを飲んで、胃腸の調子が悪くなる人は避けた方が無難です。それにより吐き気や嘔吐を誘発する事に繋がるからです。
アネロンキャップとの違いは何ですか?
アネロンには今回紹介した「アネロンニスキャップ」と他にも「アネロンキャップ」という2種類があります。
しかし大人の酔い止めには今回紹介した「アネロンニスキャップ」を選ぶようにしてください。
と言うのも「アネロンキャップ」は7-14歳の子供用の乗り物酔いの薬となりますので、成分が半分しか配合されていないからです。大人用と子供用は配合量が異なってきますので、注意するようにしてください。
アネロンニスキャップ以外でおすすめはありますか?
もし大人の乗り物酔いの吐き気以外に「めまい」などの症状もある場合はトラベルミンかトラベルミン1を選ぶようにしてください。
これらの乗り物酔いの薬は吐き気以外にめまいに効果的な成分を配合していますのでめまい重視の方はぜひこちらを利用してください。
また乗り物酔いの薬の一番のデメリットである「眠気」を極力抑えたい場合はトラベルミンRがおすすめです。こちらは比較的眠気が起きにくい酔い止め成分の「ジフェニドール」を配合しているためです。
もし詳しい酔い止めの選び方が知りたい方はこちらも参考にしてみてください。酔い止め薬のメジャーな3種類。センパア・トラベルミン・アネロンの3つの全種類の効果的な選び方を紹介しています。
酔い止め薬は子供用も大人用も、そして大人と子供兼用のタイプがあり、乗り物にのる時間や乗り物酔いの症状によって選び方が異なりますので、自分にあったタイプの酔い止めを選んで長距離移動に備えてください。
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