風邪薬

パブロンメディカルの本当に正しい選び方!Cはおすすめしません

 

今回はパブロンシリーズの中からCMでも有名なパブロンメディカルシリーズの3つを紹介していきたいと思います。

パブロンメディカルはベンザブロックのように症状別に応じてカラーも分かれており

パブロンメディカルT(紫)⇒のど

パブロンメディカルC(黄色)⇒鼻

パブロンメディカルN(青)⇒咳

に特に効果的と紹介されています。

では最初にパブロンメディカルが特に効く風邪症状を紹介しますと以下の通りになります。

 

<パブロンメディカルの選び方>

パブロンメディカルT
⇒痰や喉の痛みがある人

パブロンメディカルC
⇒おすすめしない

パブロンメディカルN
⇒鼻づまりがひどい場合

(鼻づまりがない時はエスタックイブTTの方がおすすめ)

 

結論から言えば一般的に宣伝されているパブロンメディカルの選び方が正しいとは思えません。

ではその理由を踏まえつつ、おすすめのパブロンメディカルの選び方を紹介していきます。

パブロンメディカルの購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

引用:パブロンメディカルHP

 

パブロンメディカルの成分と効き目

パブロンメディカルTは痰と喉に効く

パブロンメディカルの紹介パブロンメディカルTはのどに効く風邪薬として発売されています。

ではどうしてのどに効くとされているのかと言えば、痰を出しやすくしたり痰のネバネバを解消したりと、痰の症状に効く成分の「アンブロキソール」「カルボシステイン」という成分を配合しているためです。

実際にアンブロキソールは喉の痛みに効果があるとされた論文も報告されています。参考:PMID: 24621446

ですからパブロンメディカルTは喉や痰に効く風邪薬となります。

 

ただパブロンメディカルシリーズには全て「イブプロフェン」と言う解熱鎮痛剤が配合されており、この成分が最も喉の痛みに効果的になりますので、はっきり言ってどのパブロンメディカルも喉の痛みに効果があると考えても問題ありません

 

ですからパブロンメディカルはさらなる喉への効果を求める場合や痰がひどくて咳も出る時に選ぶようにしましょう。

 

パブロンメディカルTの成分は以下の通りです。

イブプロフェン:解熱鎮痛剤
アンブロキソール:去痰
カルボシステイン:去痰
ジヒドロコデイン:咳
メチルエフェドリン:咳
クロルフェニラミン:鼻
リボフラビン(ビタミンB2)

 

パブロンメディカルCは選ぶ必要なし

パブロンメディカルの紹介パブロンメディカルCは何とつの痰に効く成分を配合しています。

はっきり言って風邪薬と言うよりも「咳や痰止め薬」として十分過ぎる程の咳止め・痰止め成分を配合しています。

 

パブロンメディカルCの成分は以下の通りです。

ジヒドロコデイン:咳
メチルエフェドリン:咳
グアイフェネシン:痰
キキョウ:痰・喉
オウヒ:痰
イブプロフェン:解熱鎮痛剤
クロルフェニラミン:鼻
リボフラビン(ビタミンB2)

 

しかしパブロンメディカルCはおすすめできません

というのもパブロンメディカルCも痰に効く成分と咳に効く成分を配合しており、咳や痰がひどい風邪におすすめ出来そうですが、生薬を2つ配合したところで痰に対して効果が上がると言った根拠はありません。

逆にキキョウと言う生薬は喉の痛みに効果があるとされていましたが、実は喉の痛みに対しても効果がないとする論文があり、無理に生薬配合のパブロンメディカルCを選ぶ理由は見当たりません。参考:PMID: 31178508

 

 

パブロンメディカルNは鼻に特に効く

パブロンメディカルの紹介パブロンメディカルNは鼻に効く風邪薬とされていますが、その理由は他のパブロンメディカルよりも1種類多く鼻づまりに効く成分が配合されているためとなります。

 

どのパブロンメディカルも「クロルフェニラミン」という鼻水やくしゃみに効く成分を配合しているのですが実は鼻づまりに対してはあまり効果は高くありません。しかしパブロンメディカルNは「プソイドエフェドリン」という鼻づまりに効く成分を配合してあるため、風邪の鼻水やくしゃみ、そして鼻づまりに効果的な成分となっているのです。

またパブロンメディカルNは「グリチルレチン酸」と言う成分を配合しています。こちらは炎症を抑える働きがあります。

 

パブロンメディカルNの成分は以下の通りです。

プソイドエフェドリン:鼻づまり
クロルフェニラミン:鼻水
グリチルレチン酸:炎症
イブプロフェン:解熱鎮痛剤
カルボシステイン:痰
ジヒドロコデイン:咳

 

よってパブロンメディカルNは鼻づまりがある風邪の人におすすめです

 

※ただし鼻づまりがそこまでひどくない人はプソイドエフェドリンが配合していないエスタックイブTTがほとんど似た成分の風邪薬になり、おまけに値段も安いのでそちらを選びましょう。詳しくはこちらを参考にしてみてください。

http://allegra.tokyo/otc/stac-tt

パブロンメディカルに共通な特徴

パブロンメディカルは成分の違いはありますが、実は共通点も多々ありますのでここで紹介していきたいと思います。

パブロンメディカルは全てイブプロフェン配合

上でも軽く触れましたがパブロンメディカルシリーズは全て「イブプロフェン」を配合しています。

つまりどういう事かと言いますと、頭痛や関節痛・のどの痛みに効果の高い風邪薬になっているという事です。

イブプロフェンは15歳未満は使用できないためパブロンメディカルは子供は使用できません。

 

またパブロンメディカルは「ジヒドロコデイン」という咳に大変効果の高い成分を配合し、「クロルフェニラミン」という鼻症状に効く成分を配合しているため

パブロンメディカルは頭痛やのどの痛み・咳・鼻に効果のあるとされる風邪薬

となっています。

 

パブロンメディカルはどれも同じ値段

パブロンメディカルの値段はどれも同じになります。

1380円(18錠)

1980円(30錠)

1回2錠、1日3回の服用です。

 

この値段はイブプロフェンを配合している風邪薬の中では特に高すぎもせず安くもなく普通の値段になります。

ただし決して値段としては安くはありませんので、症状がひどい時だけ使用するのがベスト。そして一度に無理に1箱飲み切る必要はありません。

症状が落ち着いたら高温・多湿を避けて保管し、もしまた風邪症状が出た時に使用しましょう。

 

パブロンメディカルは眠気アリ

パブロンメディカルは全て眠気が出る副作用があります。

理由としては成分に「クロルフェニラミン」という鼻に効く成分が眠気を引き起こしてしまうためです。

 

仮にコーヒーなどのカフェインをとっても眠気が出てしまうので、もし車の運転をしたり試験や大事な仕事がある場合にはパブロンメディカルは避けるようにしましょう。

眠くない風邪薬はこちらで紹介しています。

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また「コデイン」を配合しているため、眠気が出たり便秘になる可能性もありますので、これらの副作用に注意してください。

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