デリケートゾーンの薬

フェミルテクリームはフェミニーナ軟膏と同成分で値段の安い薬

 

デリケートゾーンのかゆみに効く薬としてフェミルテクリームという薬が発売されています。

そしてこのフェミルテはあの有名なデリケートゾーンに効く薬である「フェミニーナ軟膏」と全く同じ成分を配合している塗り薬になるんです。

 

そこで今回はそんなフェミルテの特徴やおすすめの症状、そしてフェミニーナ軟膏との比較について紹介していきたいと思います。

もしデリケートゾーンのかゆに悩んでいる人でファミニーナ軟膏の購入を考えている人やできるだけお金を安く済ませたい人はぜひ参考にしてみてください。

引用:フェミルテクリームHP

引用:フェミニーナ軟膏

 

フェミルテクリームについて

フェルミテがデリケートゾーンのかゆみに効く理由

フェミルテの最大の特徴は2種類のかゆみに効く成分を配合している点です。

その2つは「リドカイン」という局所麻酔成分と「ジフェンヒドラミン」というかゆみ止め成分になります。この2つを配合していることによってフェミルテはデリケートゾーンのかゆみに効果の高い塗り薬になるんですね。

そしてさらにフェミルテは血行をよくする成分の「トコフェロール」と、殺菌作用のある「イソプロピルメチル」も配合しているため、患部の症状の改善を高めたり雑菌の繁殖を抑える事が可能となっているんです。

 

フェルミテとフェミニーナ軟膏の効き目は同じ

実際にフェミルテとフェミニーナ軟膏は同じ効果を発揮します。

違う点と言えば添加物が異なる程度で、効果に与える影響はほぼないと言っていいでしょう。

 

では値段的に安いフェミルテを選ぶ方がいいですよね。

ただフェミルテは5gか30gしか発売されていません。一方でフェミニーナ軟膏は15gが発売されています。ですからもし「フェミルテのミニタイプ(5g)は少なすぎる」「30gは使い切らない」という人はフェミニーナ軟膏の15gを選ぶようにしましょう。

 

フェミルテとフェミニーナ軟膏の値段の比較

フェミルテとフェミニーナ軟膏は同じ成分を配合してますが値段が異なりますので実際に比較してみます。

<フェミルテ>

550円(5g)1200円(30g)

<フェミニーナ軟膏>

880円(15g)1400円(30g)

 

2つとも30gが発売されていますがフェミルテの方が定価だと200円も安いですね。またフェミルテは5gというミニサイズが発売されています。もちろんコストパフォーマンス的にはあまりお得ではありませんが、もしお試し用として使用するのであれば調度いいのではないでしょうか。

 

フェミルテはデリケートゾーン以外にも効く

フェミルテはデリケートゾーンに効くイメージが強いですが、そのかゆみ止め効果の高さから様々な症状に効果的です。例えば冬の時期ならばしもやけにも有効ですし、夏場ならば虫刺されのかゆみにも効果的です。

ですからデリケートゾーンの症状に使わなくなった場合や、デリケートゾーン以外にもかゆみがある場合などは問題なく使用できるおすすめのかゆみ止めになります。

 

<フェミルテの効能効果>

かゆみ、かぶれ、湿疹、虫さされ、皮膚炎、じんましん、あせも、ただれ、しもやけ

 

フェミルテは30gで120回分使用できる

フェミルテは使用回数の目安が公式HPに記載されています。

塗布する範囲を手のひら1枚分と仮定すると、使用目安は 5g1本で約20回分、30g1本で約120回分使用できることになります。(フェミルテQ&Aより

 

そもそもこの使用回数の目安は「大人の人差し指から第一関節までのクリームの量がおおよそ0.5gになり、大人の手のひら2枚分に相当する」という考えを利用したものになります。そしてその考えを利用するとデリケートゾーンは大体大人の手のひら1枚分で十分カバーできますので、ミニサイズのフェミルテでも20回分に相当するものとなるんです。

30g1本で120回分なので十分な量ですね。そしてこれはつまりフェミルテミニサイズでも約20回分の使用が可能となります。

 

フェミルテパウダーはかゆみを抑えない

フェミルテにはクリーム以外にもパウダータイプが発売されています。

しかしこのフェミルテパウダーはかゆみを抑える成分などは配合されていません。分類も医薬品ではなく「化粧品」になります。

ですから使用する時はあくまで「さらさらパウダー」という位置づけで選んでみてください。もちろんフェミルテクリームと併用しても問題ありません。

 

初めてフェミルテをデリケートゾーンに使用する人へ

初めてデリケートゾーンのかゆみに薬を使う人におすすめの選び方を紹介します。

まずはフェミルテのミニタイプを選びましょう。そして効果が実感出来たら今後はフェミルテの30gを購入して様子をみてください。

 

しかし中には「デリケートゾーンがかぶれている」「服がこすれて痛い」などと言った場合が続くときは炎症を抑えるタイプのデリケートゾーンの塗り薬を使う事をおすすめします。

有名どころで言えば同じフェミニーナブランドであるフェミニーナUPが挙げられるでしょう。

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フェミニーナUPとキュアレアマスキュアについて 2021年4月に小林製薬が立て続けに2種類の新商品を発売しました。 フェミニーナUP キュアレア マスキュア フェ...

ただしこちらは値段が高くなってしまうため、もしかゆみがメインである場合にはフェミニーナ軟膏にプラスして炎症を抑える成分の「グリチルレチン酸」が配合されたAmazonブランドのエルスカットLがおすすめです。

おまけに値段もフェミルテ以上に安く手に入ります。

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