皮膚の薬

ヒシモアが乾燥肌・枯れ肌に効く理由!ヒルドイド以上の効果あり!

 

今回は小林製薬から発売されているヒシモアについて紹介していきたいと思います。

 

ヒシモアは皮脂枯れ肌改善薬として発売されていますが、秋の枯れ肌や冬の乾燥にも大変効果の高い薬となっていますので、もし肌の乾燥がなかなか改善しない人やヒシモアに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

ヒシモアの情報は公式HPより参照しています

 

ヒシモアの評価

ヒシモアの保湿効果の高さはヒルドイド

乾燥肌に効く薬として「ヒルドイド」という塗り薬を使ったことがある人も多いのではないでしょうか。

 

この「ヒルドイド」は皮膚の角質に水分を保持する働きがあり、持続の強さ・塗り心地のよさもあるため、子供から大人まで広く支持され乾燥肌に潤いを与える薬として使用されているんですね。

またこのヒルドイドという薬は乾燥肌への効果の高さから、病院で使用される塗り薬の代表ともいえるものになります。

 

※ちなみにこのヒルドイドと同じ成分は市販薬でも同じ薬が発売されてもいます。

詳しくはこちらも参考にしてみてください。

ヒルドイドよりも効き目の高い市販薬
乾燥・かゆみにヒルドイドより効く市販薬を3種類紹介!!ヒルドイドを配合した市販薬にはかゆみや炎症を抑えた成分を配合した塗り薬が発売されています。もしかゆみやかぶれがある場合で乾燥がひどい場合に利用すべきヒルドイド配合の市販薬を紹介していきます。...

 

では、どうしてヒシモアがそんなヒルドイド以上の乾燥肌への効果を発揮するのかと言いますと、ヒシモアにはヒルドイドと同成分をすでに配合している薬になるからです。

ヒルドイドの成分は「ヘパリン類似物質」という成分を100gあたり0.3g配合している薬ですが一方のヒシモアにも同様に100gあたり0.3gのヘパリン類似物質を配合しています。

 

すると少なくともヒルドイドと同等の乾燥肌に潤いを与える効果は担保されますので、効果も十分に高い塗り薬となります。

 

ヒシモアが皮脂枯れ肌に効く理由

ではそんなヒシモアですがどうして皮脂枯れ肌に効く薬とされているのかと言えば、実はヒルドイドの成分以外にも「ある成分」を配合しているためとなります。

それは「ガンマ-オリザノール」という成分になります。あまり聞きなれない成分になりますが、この成分がヒシモアが皮脂枯れに効くと言われる大きな理由になります。

 

このガンマ‐オリザノールという成分は「皮脂」に影響を与える効果があります。

そもそも皮脂とは紫外線や細菌などの外部からの刺激を守る働きや、皮膚の乾燥を保つ働きがある役割を果たします。

しかしこの皮脂は加齢であったり、季節の変わり目(特に夏から秋にかけて)によって皮脂の量は減ってしまいます。

そこでこのガンマ‐オリザノールという成分はこの皮脂を増やす働きがあり、乾燥や肌荒れに効果のある成分として効果を発揮するのです。

 

このガンマ‐オリザノールを配合している医療用の塗り薬は少なく、さらに上で紹介したヒルドイドまで配合されている、まさにヒシモアは唯一無二の塗り薬となるんです。

 

ヒシモアはステロイド非配合

ヒシモアはステロイドを配合していません。

確かにステロイドは炎症やかゆみを強く抑える働きがありますが、長期で使用すると皮膚を薄くし症状を悪化するデメリットや、顔や脇などの皮膚の薄い所には使用が適していない場合があります。

ですからステロイド非配合のヒシモアはステロイド配合の塗り薬と比較して安全に使用することができるんです。顔にも使用可能です。

ちなみにヒシモアには「ジフェンヒドラミン」というかゆみを抑える成分も配合していますので、ステロイドが配合されていなくてもかゆみを抑えることが可能です。

 

ヒシモアの値段や効果について

<ヒシモアの値段>

1400円(30g)

2600円(70g)

 

<効能効果>

乾皮症、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛

 

打撲やねんざに効果があるのは、ヒルドイドの成分が炎症を抑えたり血行促進作用があるためになります。

 

<用法用量>

1日1~数回、適量を患部にすりこむか、又はガーゼなどにのばして貼ってください。

※具体的な回数は明記されていませんが、風呂上りには必ず1回使用するようにしましょう

 

ヒシモアがおすすめな人

ヒシモアはどれだけ保湿剤を使っても乾燥肌を繰り返してしまう皮膚トラブルがある人におすすめの塗り薬になります。

 

ヒシモアは人気NO1と言っても過言ではない保湿成分のヒルドイドを配合していながらも、さらに皮膚を守るガンマ‐オリザノールを配合しており、これに勝る市販の塗り薬は中々見つかりません。

 

ただしその効果が高い成分を配合している一方で、値段も高め(30gで1400円)になりますので、特に皮脂が不足しがちな夏から秋にかけて使用したり、乾燥肌を繰り返す時期に集中して使用することをおすすめします。

また皮脂線は身体の部位によっても数が異なりますので、皮脂腺の少ないすねや手の甲など部分的に使用するのもアリでしょう。

 

乾燥肌や枯れ肌に効く市販薬

ではここからはヒシモア以外の乾燥肌や枯れ肌に効果的な塗り薬を紹介していきたいと思います。

ヒシモアに似ている保湿剤

ヒシモアに似ている市販薬としてはケラチナミン コーワ Wクリーム という塗り薬が挙げられます。値段は40gで1100円です。値段としてはヒシモアよりも安めですね。

ケラチナミン コーワ Wクリームがヒシモア似ている点は、共にガンマ‐オリザノールを配合している点になります。

 

ではヒシモアとケラチナミン コーワ Wクリームは何が異なるのかと言いますと、ケラチナミンは尿素という成分を配合している点になります。

この尿素は角質を柔らかくする働きがあるため結果皮膚を柔らかくしたり、皮膚のターンオーバーをスムーズに行ってくれるようになります。また保湿作用もあります。

※ただし尿素は肌荒れやあかぎれの症状に使用すると逆効果になりますので、その場合は避けるようにしてください。そしてケラチナミン コーワ Wクリーム にはさらに炎症を抑えるグリチルリチン酸も配合しています。

 

<ヒシモア>

ガンマ‐オリザノール
ヒルドイド(ヘパリン類似物質)
ジフェンヒドラミン

 

<ケラチナミン コーワ Wクリーム>

ガンマ‐オリザノール
尿素
グリチルリチン酸

 

ではヒシモアとケラチナミン コーワ Wクリーム の選び方ですが以下の様な選び方を推奨します。

皮膚が固い・ゴワゴワしている場合はケラチナミン コーワ Wクリーム

(ただし肌荒れやあかぎれ等の乾燥がひどい時は避ける)

それ以外の場合はヒシモア

 

ケラチナミン コーワ Wクリーム は角質軟化作用があるため、角質が固くなっている人にはおすすめですが、その分デメリットも多いため使用用途が限られてしまいます。一方ヒシモアはヒルドイドの成分を配合していますので、比較的乾燥肌の多くの症状に使用できます。

ただし値段が若干高めなのがデメリットになりますので、まずは少なめの30gを選ぶようにしましょう。

 

ヒルドイド配合の乳液が欲しい場合

ヒルドイド配合の市販薬はローションやクリームタイプなど広く発売されていますが、実は乳液タイプのヒルドイドはほぼ発売されていません。

 

しかしそんな中で発売されている乳液タイプがsaiki(さいき)乳液メンソレータムヘパソフト薬用顔ローションになります。

この2つは成分は似ていますが、メンソレータムヘパソフト薬用顔ローションの方が遥かに安いためおすすめです。

 

ただしヒルドイドと言えどもやはり医薬品。そして化粧品とは違いますので長期で使用することは決して推奨できるとは言えません。

そんな時は医薬品ではないヒフミドを試してみてはいかがでしょうか。

http://allegra.tokyo/otc/hihumido-hositu

 

こちらは人気のセラミド配合。それも質の高いセラミドを配合している事で高い保湿効果を誇ります。

もし保湿効果の高い化粧品に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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