デリケートゾーンの薬

【男女OK】デリケートゾーンのかゆみに効く市販の塗り薬

 

デリケートゾーンの薬は多く発売されていますが一体どれを買えば良いのか迷いますよね。

しかもデリケートゾーンの薬を買うのに抵抗がある人も多く、なるべく早く購入を済ませたい人も多いと思います。

 

そんな時にネットでも買えるおすすめの市販薬を紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

デリケートゾーンのかゆみ、つまり陰部のかゆみに効くおすすめの市販薬を紹介していきます。男女兼用で使えるものです。

 

デリケートゾーンのかゆみに効く薬

実はデリケートゾーンに効く薬というのはほとんど差がありません。

基本的にはかゆみ止め炎症を抑える成分爽快感のある成分殺菌作用のある成分のいずれかが配合されています。あとはこれらの成分の配合量や皮膚に優しいビタミンが配合されている等の違いになります。

ではその中でも若干ではありますが差があるものを紹介したいと思います。

 

メジャーなデリケートゾーンへの薬

・ビタトレールデリモア

・フェミニーナ軟膏S

 

この2つは実は成分が全く同じです。成分は以下の通り。

かゆみに効く成分を2種類を配合「リドカイン」「ジフェンヒドラミン」

血行を良くする成分の「トコフェロール」

殺菌作用のある「イソプロピルメチルフェノール」

 

実はかゆみに効く成分であるこの2種類を配合している薬は他にも多々あるのですが、ビタトレールデリモアとフェミニーナ軟膏Sの2つを挙げたのかと言いますと、かゆみに効く「ジフェンヒドラミン」の配合量が他の薬と比べて2倍量配合されているからです。

 

効果は同じであるためどちらを選んでも構いません。実際の店頭に並ばれる可能性を考慮すると「フェミニーナ軟膏S」の方が置いてある可能性が高いです。

 

もしメジャーでない薬を選択するならばかゆみ・かぶれ治療薬エルスカットLはフェミニーナ軟膏にさらに炎症を抑える「グリチルリチン酸」も配合され、おまけに値段もかなり安いためかなりおすすめです。Amazonで買えます。

 

効果も同程度のデリケートゾーンの塗り薬

・メンソレータム フレディ メディカルクリームn

・メンソレータム フレディ メディカルジェルn

・ユースキンラフレ

・フィーメリナ

・フェミニーナジェル

・フェミニーナミスト

 

これらはかゆみ関する効果はほぼ一緒です。全く同じものも多いです。

ただこれだけ書かれても困る方が多いと思いますので、この中で細かな選び方をざっくり紹介します。

 

・メンソレータム フレディ メディカルクリームn

クリームだけどサラサラパウダー配合のためムレた患部でもべたつかないクリームとなっています。

・メンソレータム フレディ メディカルジェルn

ひんやりクールなジェルタイプ。爽やかなミントの香りです。

・ユースキンラフレ

無香料・無着色のさらっとしたつけ心地の、乳液状クリームです。

・フィーメリナ

伸びが良くべたつきがないクリームです。

名前がフェミニーナに似ていますが同じではありませんので注意してください。

・フェミニーナジェル

ベタつきの無いサラサラな使い心地のいいジェルタイプです。

フェミニーナミスト

唯一のミストタイプ。手が汚れる事もなく、携帯できるサイズとなっています。

 

デリケートゾーンの炎症が酷い場合

かゆみがあって炎症もある場合にはメンソレータムカブレーナがおすすめです。

炎症を抑える成分を2種類「ウフェナマート」と「グリチルレチン酸」が配合されている珍しい薬となっています。もちろんかゆみに効く成分「ジフェンヒドラミン」も配合されています。

塗り薬ではカンジダやいんきんには効かない

これらの薬はデリケートゾーンのかゆみに効く薬となりますが、同じデリケートゾーンのかゆみの原因であるカンジダやいんきんには効果がありませんので注意してください。

むしろかゆみを抑えるために今回紹介した薬を使用してしまうと、確かに一時的にはかゆみを抑える事が可能となるかもしれませんが、根本的な原因の治療にはなりませんので症状が悪化してしまう可能性もあります。

ですから使っても使っても症状がぶり返す場合には一度病院受診も検討する必要があります。

 

またデリケートゾーンのかゆみとしてカンジダやいんきんの場合は市販薬でも対応できる薬がありますので紹介します。

 

カンジダに効く市販薬

カンジダの症状の特徴としては以下の事が挙げられます。

・非常に強いかゆみや膣の痛みや刺激

・白く粘度の高いおりもの

・排尿時や性交渉時の痛み

 

これらがカンジダにみられる症状になります。もちろんこれらすべての症状がある事が絶対にカンジダである訳ではありませんが、もしデリケートゾーンのかゆみにプラスしてこれらの症状がある場合はカンジダを疑ってみましょう。

ではカンジダに効く市販薬としては「フェミニーナ膣カンジダ錠」や「エンペシドL」などが発売されています。これらは塗り薬とは違い、しっかり菌をたたく成分が配合されているためカンジダの治療に用いる事ができます。

ただしこれらの薬はカンジダになった事がある人の再発に使用できる薬であり、また第一類医薬品に分類されていますので、薬剤師のいるお店やネットでしか購入する事ができません。

 

いんきんに効く市販薬

水虫がある、もしくは家族に水虫の人がいる場合は可能性が高いです。水虫といんきんは同じ白癬菌というものになりますので、この菌が足からデリケートゾーンへ移行した可能性があります。

ではいんきんに効く市販薬は何なのかと言いますと、一般的に売られている水虫薬がいんきんにも効果があるためドラッグストアに売っている水虫薬で構いません。実は水虫薬のほとんどには効能効果として「水虫、いんきんたむし、ぜにたむし」と記載されており効果を発揮するんです。

ではどの薬がおすすめかと言われるとピロエースZがおすすめです。

ピロエースZが市販の水虫薬最強な理由
ピロエースZが市販薬最強の水虫薬と言われる理由市販の水虫薬最強と言われるピロエースZについて紹介します。最強と言われる理由はあのブテナロックに劣らない抗真菌成分のラノコナゾール。4週間で約8割の人に効果が実感されています。...

 

もちろんピロエースZに限らずブテナロックなどでも構いません。抗菌成分に「ブテナフィン」「テルビナフィン」のいずれかを配合していればまず問題ありません。

逆に睾丸(玉袋)がかゆい場合はいんきんの可能性は低いです。なぜなら睾丸には原因の白癬菌が住み着く事はなく、いんきんの可能性は低くなります。ただ周りはかゆくなる事はありますので注意してください。

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もちろんいきなり購入する事に抵抗がある方もいると思いますので、もし気になる方は目次だけでも見ていってください。

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