痔の薬

痔の原因を断つ!痔に優しい生活習慣6選!!

 

痔は生活習慣が元で引き起こされるケースが多いです。

ですから痔を治すという事は薬の力を借りる事も大切ですが、痔にならないような生活習慣になるように改善するのを心がけるのも大切な要素になってきます。

 

そこで今回は痔にやさしい生活習慣を紹介します。

日常生活において特段難しい事はありませんので、ぜひ参考にしてみてください。

 

痔に優しい生活習慣

排便習慣を改善する

痔の原因として大きい影響を与えるものとして排便習慣が挙げられます。

 

便秘がちで、たまに出る便がものすごく固ければ痔になりやすく、また痔になった後も症状の改善が遅れてしまう事になるでしょう。

では「規則正しい排便習慣を心がけてください」というのは簡単ですが、実際はそれがかなり難しいですよね。

ですから対策としては軟便になる薬を飲む、水分をたくさん取るなどが必要となります。

便が固い、便秘がちな人は酸化マグネシウムであったりコーラックファイバープラス等の医薬品を利用してみてください。

トイレでしっかり洗う

トイレで排便した後には痛みが多少あってもウォシュレットでしっかり洗う様にしましょう。ただし使い過ぎには注意してください。

 

患部が不衛生であれば、痔の治りも遅く症状の悪化につながる場合もあります。

そしてウォシュレットで洗い流した後はしっかりトイレットペーパーで水分を拭き取るようにしてください。

水分が残っていると雑菌が繁殖する可能性があります。

また、外出先などでウォシュレットがない場合がある場合は携帯ウォシュレットを常備しておくと良いでしょう。

 

トイレの時間は短めに

出来れば5分以内に済ませるようにしましょう。

下手に粘って力んでしまうと症状の悪化につながります。

 

痔で食べてはいけない食べ物

よく「○○を食べた方が良い」というのを目にしますが、それはあくまでも排便習慣を良くするためのものであり、痔への直接的な影響を与えるものではありません。

 

ですから基本的には痔では「食べてはいけないもの」の方も重要です。具体的には

・唐辛子などの刺激物

・大量のアルコール

・脂物(生クリームなども含む)

これらは痔に悪影響を与える効果があります。

 

・冷たい物やタンニン

柿や赤ワインなどタンニンが多く含まれているものや冷たいものも便秘になりやすくなります。

 

湯船に浸かる

基本的にお風呂はシャワーで済ますと言う方でもできれば湯船にしっかり浸かるようにしましょう。

痔の原因のひとつに血行不良がありますが、しっかり入浴する事で血行を良くし改善する効果も期待できます。

また、患部をより清潔にできるという点からも湯船は効果的になってきます。

もしどうしてもシャワーしか使わないというのであれば、シャワーの水圧を弱めて手ごろな温度で患部を少しの間あててください。それだけでも全然違います。

 

身体を定期的に動かす

同じ姿勢で座ってばかりいると当然ながら痔は悪化してしまいます。

これは入浴の時と同じように痔の血行不良に繋がります。

ですから1時間起きにいったん座りっぱなしを止める、身体を伸ばすなどしてください。

 

痔の薬を使うタイミング

薬を使う時は基本的に1日2回だと思いますが、そのうち1回は朝の排便後に患部を清潔にしてから使う様にしましょう。

そしてもう1回は入浴後に使う様にしてください。

 

痔の薬には「ステロイド」が入っている事が多く、ステロイドは作用が強力でかゆみや炎症をしっかり抑えてくれます。

しかしステロイドには「免疫抑制作用」と言って一時的に免疫の力を弱めてしまいます。

すると細菌による感染も起こりやすくなり、痔の治りも遅くなる事にも繋がります。

 

ですから、痔の薬を塗る時は患部を清潔にした後に細菌感染のリスクを最大限に減らしたうえで市販の痔の薬を使用する必要があるのです。

 

「ステロイド」と聞くとがなんだか恐ろしく思えるかもしれませんが、決められた量を決められただけ使用すれば全く問題はありません。

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