デリケートゾーンの薬

フェミニーナ軟膏が効かない人におすすめの市販薬

 

「フェミニーナ軟膏は有名なのにかゆみに効かない」

という人はいませんか?

 

せっかく有名な薬を買ったのに効果が実感できずにがっかりした人もいるかと思います。

しかしそれはフェミニーナには配合されていない「ある効果」が足りないためかもしれません。

 

そこで今回はフェミニーナ軟膏が効かない人におすすめな、さらに効果の強い塗り薬を紹介したいと思います。

ぜひデリケートゾーンのかゆみが気なる人でフェミニーナ軟膏が効かない人は参考にしてみてください。

 

※ちなみにフェミニーナ軟膏の正式名称は「フェミニーナ軟膏S」ですが、Sがあってもなくても同じになります。またフェミニーナジェルよりもフェミニーナ軟膏の方が効果が高いです。

 

フェミニーナ軟膏の紹介

フェミニーナ軟膏が効く理由は2つのかゆみ成分

フェミニーナ軟膏にはかゆみに効く成分が2種類配合されています。

それは局所麻酔作用のある「リドカイン」と、かゆみ止めとして有名な「ジフェンヒドラミン」という成分です。

この2つのかゆみ止めが作用する事によってデリケートゾーンのかゆみを抑える事ができます。

 

またフェミニーナ軟膏には殺菌作用のある「イソプロピルメチルフェノール」、皮膚を正常にする「トコフェロール」も配合してあるためさらにデリケートゾーンのかゆみに適している塗り薬となっています。

 

そしてフェミニーナ軟膏はCMなども行っているため「有名だから効く」という事がすりこまれている面もあるでしょう。

<フェミニーナ軟膏の成分>

リドカイン・・2.0g かゆみ
ジフェンヒドラミン塩酸塩・・2.0g かゆみ
イソプロピルメチルフェノール・・0.1g 殺菌作用
トコフェロール酢酸エステル・・0.3g 皮膚の修復

 

フェミニーナ軟膏の値段

フェミニーナ軟膏は2つの容量で発売されています。

880円(15g)

1400円(30g)

実際の販売価格はさらに安くなっている可能性が高いですが、それでもこの値段は決して安くはありませんね。

 

フェミニーナ軟膏は男性も使える

フェミニーナ軟膏は女性が使用するものと思われがちですが、男性が使用しても問題ありません。

男性のデリケートゾーンのかゆみなどにバッチリ効果を発揮しますので、もし薬をどれにしようか迷っている人はぜひ使用を検討してみてください。

 

かゆみ止め効果に関しては男性のデリケートゾーンに使用する薬で有名なデリケアエムズよりも多く配合されているため、かゆみ重視の人はデリケアエムズよりもフェミニーナ軟膏の方がおすすめです。

 

フェミニーナ軟膏はネットでも買える

フェミニーナ軟膏を買う事に抵抗がある人も多いかもしれませんが、フェミニーナ軟膏はドラッグストアだけでなくネットでも購入可能です

 

またフェミニーナ軟膏は第2類医薬品に分類されているため、薬剤師がいないネットでも購入可能ですので、もしお店で買うのが恥ずかしい人はネットで注文しましょう。

 

フェミニーナ軟膏は1日何回使えるのか

フェミニーナ軟膏の用法用量は「1日数回患部に適量を塗布してください」となっています。フェミニーナ軟膏HP

具体的には痒い時で1日3~4回程度を目安に使用し、そして症状が落ち着いてきたら回数を減らしましょう。

 

ステロイドを配合していませんから特に回数の上限はありませんが、過度に塗り過ぎても効果は高まりませんので、かゆい時や清潔にした後に数回塗る様にしてください。

フェミニーナ軟膏は子供も使用出来る

フェミニーナ軟膏は子供でも使用可能です。

特に決まった年齢制限はありません。ただし乳幼児は避けた方がいいでしょう。

 

フェミニーナがステロイドを配合していないってどういうこと?

「フェミニーナ軟膏はステロイドが配合されていないから安全」という口コミを良く目にしますが、これがどういう事か詳しく紹介します。

まずステロイドはかゆみや炎症をしっかり抑えてくれる働きがあり、強いかゆみや炎症に真っ先に使用される薬になります。

ただその反面副作用が出るリスクもあるため長期で使用するのは避けるべき成分になります。

 

そしてフェミニーナ軟膏にはステロイドが配合されていません。

「かゆみをしっかり抑えるにはフェミニーナ軟膏にもステロイドが入っていた方がいいのでは?」と思われるかもしれませんが、フェミニーナにステロイドが配合されていない理由としてはステロイドの免疫を抑える作用に由来します。

 

そもそもデリケートゾーンのかゆみの原因がカンジダや菌などの場合はそれらを叩くために抗菌薬を使用する必要があります。

しかしステロイドはそれと真逆に免疫を抑えてしまう作用があるため、細菌感染の場合は症状を悪化させてしまう可能性が高いからです。

 

ですからフェミニーナ軟膏にステロイドが配合されていないという事はデリケートゾーンにも安全に使用できる塗り薬となるんですね。

つまりウナコーワやムヒなどのかゆみ止めにもステロイドが配合されている薬がありますので、これらはデリケートゾーンには使わないようにしましょう。

また「オシリア」にもステロイドが配合されていますのでデリケートゾーンには使えません。

 

フェミニーナ軟膏が効かない理由

ではそんなフェミニーナ軟膏ですが、いまひとつ効果を実感できない理由を紹介していきたいと思います。

かぶれ・炎症を抑える作用がない

フェミニーナ軟膏はかゆみ止め成分をバッチリ配合しているため、効果を実感できる人も多いですが、実はフェミニーナ軟膏には「1つ足りない成分」があるんです。

 

ではフェミニーナ軟膏に足りない成分というのは何かと言いますと

「かぶれや炎症を抑える成分」

となります。

 

はっきり言ってフェミニーナ軟膏は市販の塗り薬の中ではかゆみに関する成分は十分に配合されています。

しかしそれでもかゆみが続く人がいるのはデリケートゾーンの「かぶれ」などの炎症への効果がない事が効果を十分に感じられない理由の1つになります。

 

そもそもデリケートゾーンのかゆみがこの「かぶれ」から起きているケースも少なくなく、根本的な原因を断たない限りかゆみは続いてしまいます。

ですからフェミニーナ軟膏が効かない人はかゆみ止めの成分にしっかり炎症を抑える成分が配合されている薬を選ぶ必要があるんです。

 

フェミニーナ軟膏はカンジダに効かない

フェミニーナ軟膏が効かない別の原因として可能性が高いのが、カンジダなどの感染症の可能性があります。

カンジダの治療の場合は確かにかゆみ止めを使用すると一時的に症状は改善します。

しかしそれは一時的なものに過ぎず、場合によっては自覚症状を隠す事になりますので症状の悪化に気付かない場合もあります。

 

またカンジダ以外の感染症の可能性もありますので、かゆみ以外にもただれなどが目立つ時は一度病院を受診するようにしてください。

フェミニーナ軟膏の代わりに使うべき市販薬

ではここからフェミニーナ軟膏よりも効果の高く値段も安い市販薬を紹介していきます。

もちろんステロイドは配合されていませんのでデリケートゾーンに安心して使用できる塗り薬となります。

 

フェミニーナUP

こちらは名前から見てもお分かりの通りフェミニーナ軟膏がパワーアップした作りになり、炎症を抑える作用の「ウフェナマート」が配合されています。

これによりフェミニーナに炎症を抑える作用がプラスされたため、もしかぶれがある人や炎症がある人の場合はただのフェミニーナではなくフェミニーナUPを使用する事をおすすめします。

【フェミニーナUPの価格】

1200円(15g)

メンソレータムフレディメディカルクリームn

こちらは基本的な成分はフェミニーナ軟膏と同じになります。

 

むしろかゆみ止め成分のジフェンヒドラミンの量は少な目ですが、こちらには炎症を抑える成分である「グリチルリチン酸」を配合しています。

またジェルタイプも発売されており、塗った後の爽快感を重視するならばジェルタイプもおすすめです。効果は変わりません。

値段は量の多さを考えるとフェミニーナ軟膏よりも安いです。

 

【メンソレータムフレディメディカルクリームnの価格】

880円(22g)

 

ユースキンラフレ

こちらはフェミニーナ軟膏には配合されていないかゆみ止め成分の「クロタミトン」が配合されており、さらに「ジフェンヒドラミン」も配合されています。

 

つまりかゆみに対する効果はフェミニーナ軟膏に劣る事なく、さらに炎症を抑えるグリチルリチン酸も配合されています。

【ユースキンラフレの価格】

780円(20g)

デリケートゾーンのかぶれとしてフェミニーナUPに代表される「ウフェナマート」とそれ以外の「グリチルレチン酸」の2種類が発売されていますが、明確な比較はありません。ただ単独で医療用として発売されていることを考えるとウフェナマートが配合されているフェミニーナUPを優先的に選んだ方がいいかもしれません

 

フェミニーナ膣カンジダ錠はカンジダに効く

先程「カンジダの薬は市販では発売されていない」と言いましたが、唯一カンジダへの効果が期待できる市販薬が発売されているんです。

しかも名前が「フェミニーナ膣カンジダ錠」という名前になります。

 

こちらは確かにカンジダに効果がある市販薬になります。

名前が同じフェミニーナでややこしいですが注意してください。

フェミニーナ軟膏はカンジダに効果はありませんがフェミニーナ膣カンジダ錠はカンジダに効果があります。

ちなみにフェミニーナ膣カンジダ錠は一度病院でカンジダの診断を受けた事がある人でないと購入する事ができません。

また第1類医薬品に分類されていますので薬剤師のいるお店かネットでしか購入する事はできません。

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カンジダ治療に関して詳しくはこちらも参考にしてみてください。

もしかゆみの症状が続く時はなるべく早めに病院を受診するようにしましょう。

 

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